2026年9月追記:公開後に発表された2021年通年の出荷データをもとに、比較を見直しました。
Quest 2をゲーム機の販売台数と比べるのは、一つの見方だと思います。ただ、筆者のアオバには、Quest 2はゲームを遊ぶ道具であると同時に、VR空間へ入るための入り口にも見えます。そこで、日常に広く行き渡ったスマホとも、同じ2021年の数字で比べてみました。
Quest 2は推計約870万台、スマホ全体は約13.5億台
IDCが2022年3月に公表した調査では、2021年の世界のAR・VRヘッドセット出荷台数は1,120万台。そのうちQuest 2の割合は78%でした。掛け合わせると約874万台、丸めて約870万台です。これはIDCの調査値から計算した出荷台数の概算で、Metaが発表した販売台数ではありません。
同じIDCが2022年1月に公表した速報値では、2021年の世界のスマートフォン出荷台数は13億5,480万台。丸める前のQuest 2の概算値で割ると、スマホ全体は約155倍です。以前の記事に書いた「17倍」は計算が合っていませんでした。
スマホの約155分の1。こうして並べると、VRがどれほど日常に入り込んだかを考えるには、まだ距離があるように感じます。ただし、比べているのはQuest 2という一つの製品と、全メーカーのスマホを合わせた市場です。出荷台数も、そのまま購入者数や利用者数を表すわけではありません。
「10億人」はVRヘッドセットの台数ではない
Metaのザッカーバーグ氏は2021年の書簡で、今後10年以内にメタバースが10億人に届くことへの希望を述べました。参加する入口にはVRのほか、ARグラス、スマホ、PCも挙げています。Quest 2などのヘッドセットを10億台販売する目標という意味ではありません。
筆者のアオバとしては、台数と同じくらい、VR空間で何ができるようになるかも気になります。当時のQuest 2の使い心地は、別の記事で書きました。
Meta Quest 2 のレビューを読む
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Meta Quest 2:256GB(2021年当時の製品)

